大学時代 キックボクシングプロデビュー編
アマチュアの試合に出ていくうちに、J-NETWORCのアマチュアトーナメントのオファーを頂きました。参加者が少なかったのか、一回戦目が決勝戦で、判定負けで終わりました。その後、このトーナメントを優勝した選手のデビュー戦の相手を探してるとのことで、プロでの再戦のオファーを頂きました。当時、プロになろうとは全く考えてもいなかったので、オファーを受けるか悩みました。プロの世界はとても厳しいと承知の反面、負けた悔しさや逃げたくない受けて立ってやるという思いが勝ち、オファーを受けました。ボクシングも入れると、アマチュア戦績約17戦経験し、大学二年の冬にプロデビューしました。
デビュー戦は、BOMで肘ありでした。私はパンチ、相手は蹴り主体の選手でした。試合は、私がパンチで攻めると、相手は即組んできました。効きはしなかったけど膝蹴りでポイントを取られました。どうにか対処をしようと思い、組みながら上から下に振り落とす肘を何度か打ちましたが、当たりませんでした(笑)後半、パンチで追い込みましたが、判定負けでした。
初6オンス、生脛は身体が軽くスピードが出て動きやすかったです。脛が痛かったのを覚えています(笑)
2戦目は、J-GIRLSで判定負け。ハイキックを顎に喰らいました(笑)
3戦目のJ-GIRLSで初勝利をあげることができました。相手は長身のサウスポーで、やりずらかったですが、判定勝ちすることができました。人生で一番嬉しかった瞬間だったかもしれないです。
4戦目は、ムエタイオープンで判定負け。またもや首相撲でこかされました。
5戦目は、NJKFで判定勝ち。この試合の時は、蹴りからパンチに繋げる、自分のスタイルがつくれてきました。一番調子が良かったかな。
そして、6戦目の試合直前の練習中に膝の靭帯と半月板を損傷し、試合を棄権し、引退しました。
プロは約2年続け、戦績は5戦でした。怪我が病気が多く、試合頻度は少なかったです。
プロになってからのタイでの試合直前では、耳に前帯状疱疹ができ、試合を棄権し、帰国しました。帰国してからも激しい頭痛が治まらず、目眩もプラスされ、入院しました。回復してからも顔面麻痺と目眩が残り、毎日首に神経ブロック注射を打ちながら入院生活が続きました。後遺症が残らないで良かったです。
選手にとって怪我、病気が一番怖いです。健康第一。今の職業は私にとても合っているなと感じております。
プロとしてリングで戦うという経験ができ、心身共に強くなれました。これ以上のスリルはなかなか味わえないと思います。この経験を生かし、これからも強く生きようと思います!
写真は、懐かしいデビュー戦のもの。セコンドにはいつも弟もついていました(笑)
現役時代のお話終わり!格闘技ばかりやってるな(笑)ネタ切れ(笑)
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